ロッシーニ生誕234周年

基本的に4年に1度しか来ない(グレゴリオ暦では400年に97度)閏日2月29日。
運が良いのか悪いのかは知りませんが、2月29日が誕生日になってしまった人の年齢・加齢計算は、2月28日にするか3月1日にするかグレゴリオ暦を採用する国でも法律でまちまちだそうです。
(そもそも同じキリスト教圏内でもオーソドックス=東方正教会が多数派となっている国ではユリウス暦を採用するところもあって、その場合は閏日が2月24日になるとかなんとか)

なんでこんな前置きを書いたかいうと、2月29日を誕生日とする一番の歴史的人物がジョアキーノ・ロッシーニだからです。ベートーヴェンでも成し得なかった、オペラを古典派からロマン派へ革新させた偉大な作曲家!(異論は認めません)

1792年生まれのロッシーニは、計算したら今年で234歳を迎えました(ちなみにベートーヴェンより22歳年下、ヴェルディとワーグナーより21歳年上)。

Facebookの投稿で誕生日お祝いイラストを投稿したロッシーニ・オペラ・フェスティバルの今年2026年の演目は、新制作の『コリントの包囲』(ダヴィデ・リヴァモア演出でカルロ・リッツィ指揮)、再演出の『なりゆき泥棒』と『絹のはしご』、他にはファン・ディエゴ・フローレスのプロデビュー30周年記念コンサートと音楽祭締めの『スターバト・マーテル』演奏会、毎年恒例のアカデミア若手歌手による『ランスへの旅』などが予定されています。
https://www.rossinioperafestival.it/wp-content/uploads/2025/12/Programma-ROF-2026.pdf

日本のロッシーニ好き貧乏人(円盤を買うお金は捻出できてもペーザロでの音楽祭に出かける余裕も可能性も全く無い)としては、ザルツブルク音楽祭やブレゲンツ音楽祭みたいに毎年その年の目玉演目だけでもいいからBlu-ray出だしてよと思うのですが、2018年の『リッチャルドとゾライデ』と『アディーナ』から以降の上演が出てきてこないのが辛いところです。

UNITELとC Majorが版権持ってるっぽい2019年『セミラーミデ』と『ひどい誤解』、2021年『イングランドの女王エリザベッタ』と『モイーズとファラオン』、2022年『オリー伯爵』、2024年『エルミオーネ』、2018年以前のでも2014年『アルミーダ』や2017年『試金石』なんかはお蔵入りのままです。C Major=ドイツ人さぁ仕事遅くね?
それから2017年から2024年までRAI国立交響楽団がレジデンスオーケストラでしたから、2022年『オテッロ』、2023年『エドゥアルドとクリスティーナ』『ボルゴーニャのアデライーデ』、2024年『ビアンカとファッリエーロ』あたりはイタリア放送協会(RAI)が放送用に収録してるはずなので、どこかのレーベルが出してくれても良さそうなんですが……大人の事情とか知らんがな

ヴェルディやプッチーニのオペラは同曲異公演がポンポン出るのに、彼らの先人でありかつ優れた作曲家のロッシーニのオペラはなかなか出ません。近年のドニゼッティ音楽祭がDynamicレーベルと組んで精力的にBlu-rayとDVDをリリースしているのを見るにつけ、ペーザロの音楽祭も提携相手を見直すべきでは?と愚痴りたくなります。

私より事情通のクラシックファンな方は薄々気づいているでしょうが、ハリウッド映画なんかと違ってクラシック音楽のBlu-rayは1度プレスされたら再プレスなんて夢のまた夢のような世知辛い状勢なので、買い逃しだけはしないようにしないといけませんね。
あと円安ユーロ高さっさと是正しろやボケ→高市&植田


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2016年ペーザロ『湖上の美人』ミケーレ・マリオッティ指揮ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

 

2016年ペーザロ『イタリアのトルコ人』スペランツァ・スカップッチ指揮ロッシーニ・フィル、他

 

2017年ペーザロ『コリントの包囲』ロベルト・アバド指揮RAI国立交響楽団、他

 

2018年ペーザロ『リッチャルドとゾライデ』ジャコモ・サグリパンティ指揮RAI国立交響楽団、他

 

2018年ペーザロ『アディーナ』ディエゴ・マテウス指揮ロッシーニ交響楽団、他