ジモン・マイール:歌劇『サッフォー』『テレマーコ』『ケルスキの人々』…etc.

ツイッターで #nml のハッシュタグを付けてツイートしてきたもののサルベージとか。

ドニゼッティの師匠にあたるジモン・マイール。1763年バイエルンの生まれで父親や祖父らから音楽を学ぶ一方、インゴルシュタット大学(現:ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)に入って論理学や神学・医学・法学などを学ぶという、現代の基準で見ても相当な博識秀才。
20代半ばにパトロンの伝手でイタリア行き。ヴェネツィアとベルガモで活動していたそうで、ベルガモではナポリ楽派でサンタ・マリア・マッジョーレ教会楽長のカルロ・レンツィに、ヴェネツィアではサン・マルコ寺院の楽長だったフェルディナンド・ベルトーニ(おそらくヴェネツィア楽派の流れを汲む作曲家かつオルガニスト)に師事したそうなので、頭脳だけでなく運にも恵まれていたのでしょう。
全盛期は18世紀末から19世紀始めにかけて。その人気絶頂期にあった1802年に師の1人レンツィが亡くなった跡を継ぐべく、ベルガモに行ってサンタ・マリア・マッジョーレ教会の楽長に就任、以降あらゆる誘いを断って生涯その地位にあったとか。
教会楽長という職務の傍らで貧乏な家庭の子ども向けの慈善音楽院を設立。そこで学んだ生徒の1人がドニゼッティで、18歳でボローニャ音楽院に進学できたのもマイールの尽力、33歳の時に『アンナ・ボレーナ』の初演が大成功を遂げた際には、自分の弟子を“マエストロ”と呼んで称賛したそうです。
音楽家としてはもちろん教育者としてもなかなかの御仁だったようですが、19世紀イタリア激動の時代の中で忘却の憂き目にあってしまいます。

それからざっと200年が過ぎた21世紀の現代、マイール研究家のフランツ・ハウクがマイール作品の復興と蘇演を牽引している状況のようです。教会音楽とオペラの分野がマイールの2柱みたいですが、教会音楽はこちらのページ→https://kyotofan.jp/naxos_nml/8-573237/
ここではオペラを採り上げてみました。英語版Wikiを見るかぎり弟子のドニゼッティに負けず劣らずの多作ぶりですが、完全に演奏可能なオペラ作品ってどれくらいなんでしょう?

 

ジモン・マイール:歌劇『サッフォー』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『サッフォー』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団、バイエルン州立歌劇場合唱団
サッフォー(ソプラノ):アンドレア・ローレン・ブラウン
ファオーン(ソプラノ):ユン・ジェウォン
アルカイオス(テノール):マルクス・シェーファー
アムフィツィオーネ(メゾ・ソプラノ):マリー・ザンデ・パーペンマイヤー
ラーオダメイア(ソプラノ):カタリーナ・ルックガーバー
エウリクレオ(テノール):ダニエル・プライス

録音時期:2014年8月25-31日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660367-68

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『テレマーコ』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『テレマーコ』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団、バイエルン州立歌劇場合唱団
テーレマコス(ソプラノ):シーリ・カロリーン・ソーンヒル
カリュプソー(ソプラノ):アンドレア・ローレン・ブラウン
エウカリス(ソプラノ):ユン・ジーウォン
メントール(テノール):マルクス・シェーファー
ウェヌスの司祭(ソプラノ):カタリーナ・ルックガーバー
バックスの司祭(バス):ニクラス・マルマン

録音時期:2015年8月29日-9月5日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660388-89

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『アモール・ノン・ア・リテーニョ』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(3CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『アモール・ノン・ア・リテーニョ』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団
プリンチペッサ(ソプラノ):イェリー・スー
ドゥーカ(テノール):マルクス・シェーファー
モリオーネ(バス):ダニエル・オチョア
フルスベルゴ(バス):ニクラス・マルマン
ラウリーナ(ソプラノ):アンナ・ファイト
エレーナ(ソプラノ):アンナ=ドリス・カピテッリ
ジャンネット(テノール):フィリップ・ポルハルト

録音時期:2022年9月5-11日
録音場所:ドイツ、インゴルシュタット州立歌劇場フェストザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660523-25

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『ケルスキの人々』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『ケルスキの人々』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団、バイエルン州立歌劇場合唱団
トレウタ(テノール):マルクス・シェーファー
トゥスネルダ(ソプラノ):イヴォンヌ・プレンツキ
タマロ(ソプラノ):アンドレア・ローレン・ブラウン
ザラスト(バス):アンドレアス・マッテルスベルガー
エルチルダ(ソプラノ):カタリナ・コンラディ
カリロ(テノール):ウーヴェ・ゴッツヴィンター
ダンクラモ(テノール):ハラルド・トゥム
伝令官(テノール):マルクス・ツァイトラー

録音時期:2016年9月20-28日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660399-400

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『エレーナ』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『エレーナ』

指揮:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団
エレーナ、リッカルド(ソプラノ):ユリア・ソフィー・ワーグナー
コスタンティーノ(バス):ダニエル・オチョア
パオリーノ、アドルフォ(ソプラノ):ミラ・グラツィク
カルロ(バス):ニクラス・マルマン
エドゥモンド(テノール):マルクス・シェーファー
アンナ(メゾ・ソプラノ):アンナ=ドリス・カピテッリ
エルネスタ(ソプラノ):アンナ・ファイト
知事(テノール):ジー・ファン
エラルド(テノール):ハラルド・トゥム
ウルビーノ(バス):アンドレアス・マッテルスベルガー

録音時期:2018年8月17-25日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660462-63

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『2人の公爵夫人』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『2人の公爵夫人、あるいは狼狩り』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団、バイエルン州立歌劇場合唱団
エドガー(テノール):アン・ヨンジュン
ロレダーノ(バス):ジョ・ジェギョン
マルヴィーナ(ソプラノ):チェ・ウンヘ
エンリーコ(テノール):マルクス・シェーファー
アルトゥール(テノール):イェルン・リンデマン
ルッジェーロ(テノール):ハラルド・トゥム
ラウラ(ソプラノ):ティナ・マリー・ハーバート
ベッツィ(ソプラノ):アンナ・ファイト
ベルト(バリトン):サミュエル・ハッセルホルン
グリエルモ(バス):ニクラス・マルマン
ピエトロ(バス):アンドレアス・マッテルスベルガー

録音時期:2017年9月18-27日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660422-23

 


 

 

ジモン・マイール:歌劇『アルフレード大王』/フランツ・ハウク指揮コンチェルト・デ・バッスス、ジモン・マイール合唱団、他【NAXOS】(2CD)

ヨハン・ジモン・マイール
・歌劇『アルフレード大王』

指揮&チェンバロ:フランツ・ハウク
管弦楽:コンチェルト・デ・バッスス
合唱:ジモン・マイール合唱団、バイエルン州立歌劇場合唱団
アルフレード(メゾ・ソプラノ):マリー=ルイーズ・ドレッセン
グトルーモ(テノール):マルクス・シェーファー
エテルベルト(バス):ダニエル・オチョア
アリンダ(ソプラノ):アンナ・ファイト
アルスヴィータ(ソプラノ):ゾフィア・ケルバー
アムンド(テノール):フィリップ・ポルハルト

録音時期:2019年8月18-25日
録音場所:ドイツ、バイエルン州ノイブルク・アン・デア・ドナウ、コングレガツィオンザール

https://ml.naxos.jp/album/8.660483-84