今年2025年は8月10日に開幕したペーザロ音楽祭(ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル [https://www.rossinioperafestival.it])ですが、すでに来年2026年の公演概要を発表したそうです。
◆ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルが2026年の概要を発表【月刊音楽祭 2025年8月12日】
10日に開幕したイタリアのロッシーニ・オペラ・フェスティバル(Rossini Opera Festival)が早くも、来年2026年の公演概要を発表した。2026年は8月11日から23日の開催で、期間中に22の公演が行われる。
発表によると、新制作は開幕を飾る《コリントの包囲》で、演出はダヴィデ・リヴァモアで、カルロ・リッツィが指揮する。再演は《なりゆき泥棒》、《絹のはしご》の2作品。前者はジャン=ピエール・ポネルが1987年に演出を手掛けたもので、後者はダミアーノ・ミケレットが2019年に演出したもの。指揮はそれぞれ、アレサンドロ・ボナート、イヴァン・ロペス・レイノソ。
2026年も定番のアカデミーの若手アーティストによる《ランスへの旅》の上演もあり、音楽祭を締め括る《スターバト・マーテル》の指揮はドミンゴ・インドヤンが受け持つ。
『コリントの包囲』は前回2017年に上演されたものが昨年2024年にBlu-ray化されて発売されましたが、来年のも年数が経てば円盤で出ますでしょうか?
ちなみに今年の演目はオペラが新演出の『ゼルミーラ』と再演の『結婚手形』『アルジェのイタリア女』です。『ゼルミーラ』はDECCAレーベルから2009年の上演がライヴ盤でリリースされたものの随分と前から廃盤になってるので、ぜひともBlu-ray化してほしいですね。
『結婚手形』もブッフォ集DVD-BOXでリリースされたのしかありませんから、こちらもBlu-rayが欲しいところです。
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指揮:ロベルト・アバド
管弦楽:RAI国立交響楽団
合唱:ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
マオメット2世(トルコ皇帝、バス):ルカ・ピサローニ
クレオメネ(コリントの総督、テノール):ジョン・アーヴィン
パミーラ(クレオメネの娘、ソプラノ):ニーノ・マチャイゼ
ネオクレス(コリントの隊長でパミーラの恋人、テノール):セルゲイ・ロマノフスキー
イェーロ(守備隊長、バス):カルロ・チーニ
アドラステ(ギリシャの兵士、テノール):シャビエル・アンドゥアガ
オマール(マホメットの部下、バリトン):ユーリ・サモイロフ
イズメーネ(パミーラの親友、メゾ・ソプラノ):セシリア・モリナーリ
収録時期:2017年8月(ペーザロ・ロッシーニ音楽祭ライヴ)
収録場所:イタリア、マルケ州ペーザロ、アドリアティック・アリーナ
ザルツブルク音楽祭もブレゲンツ音楽祭も、その開催した年に新制作といった目玉とる公演は、だいたい1〜2年後にBlu-ray化されることが常なので(しかも近年の傾向として日本語字幕有)、ペーザロのロッシーニ音楽祭もぜひ倣ってもらいたいところです。
そのザルツブルク音楽祭 [https://www.salzburgerfestspiele.at/]は今年2025年の新制作がドニゼッティ『マリア・ストゥアルダ』で、エリザベッタ役にケイト・リンジー、マリア・ストゥアルダ役にリセット・オロペサというキャストで評判を呼び、実際の公演でも高い評価を受けていたようです。来年に出るであろうBlu-rayが楽しみ。
そして、ブレゲンツ音楽祭 [https://bregenzerfestspiele.com]はというと、昨年2024年に祝祭劇場の方で上演されたロッシーニの『タンクレーディ』が遂にBlu-ray化されます!
『タンクレーディ』は過去にDVDがチラチラ出てた程度で現在は廃盤っぽいので、(読み替え演出に目を瞑れば?)日本語字幕付Blu-rayが出るのはとても嬉しいです。音楽面ではレベルの高い演奏で大いに好評だったらしいので楽しみ。
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指揮:リン・イーチェン
管弦楽:ウィーン交響楽団
合唱:プラハ・フィルハーモニー合唱団
タンクレーディ(メゾ・ソプラノ):アンナ・ゴリャチョーワ
アメナイーデ(ソプラノ):メリッサ・プティ
アルジーリオ(テノール):アントニーノ・シラグーザ
オルバッツァーノ(バス・バリトン):アンドレアス・ヴォルフ
イザウラ(メゾ・ソプラノ):ラウラ・ポルヴェレッリ
収録時期:2024年7月18日(ブレゲンツ音楽祭)
収録場所:オーストリア、フォアアールベルク州ブレゲンツ、フェストシュピールハウス
定期的にBlu-rayライヴ盤がリリースされる点で忘れてはいけないのがドニゼッティ・オペラ・フェスティヴァル [https://www.donizettiopera.org]。
今年2025年の演目は『カテリーナ・コルナーロ』『サン・ドミンゴ島の狂人』『イル・カンパネッロ(ナポリ1837年新校訂版)』『二人の男と一人の女』だそうですが、昨年2024年に上演された『グラナダのゾライダ』『ロベルト・デヴリュー』『ドン・パスクワーレ』のライヴ盤が最近相次いでリリースされました。こちらも要チェックです。
★ドニゼッティ:歌劇『グラナダのゾライダ』/アルベルト・ザナルディ指揮オルケストラ・リ・オリジナーリ、スカラ座アカデミア合唱団、他【Dymanic】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『グラナダのゾライダ』
指揮:アルベルト・ザナルディ
管弦楽:オルケストラ・リ・オリジナーリ
合唱:スカラ座アカデミア合唱団
アルムジール(テノール):キム・コヌ
ゾライダ(ソプラノ):ズザナ・マルコヴァー
アベナメット(メゾ・ソプラノ):チェチーリア・モリナーリ
アルマンゾール(バス):トゥティ・エルナンデス
イネス(メゾ・ソプラノ):リラ・タカーチ
アリ(バス):ヴァレーリオ・モレッリ
収録時期:2024年11月16日(ライヴ)
収録場所:ベルガモ、ソシアーレ劇場
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★ドニゼッティ:歌劇『ロベルト・デヴリュー』/リッカルド・フリッツァ指揮ドニゼッティ・オペラ管弦楽団、スカラ座アカデミア合唱団、他【Dymanic】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『ロベルト・デヴリュー』
指揮:リッカルド・フリッツァ
管弦楽:ドニゼッティ・オペラ管弦楽団
合唱:スカラ座アカデミア合唱団
エリザベッタ(イングランド女王エリザベス1世、ソプラノ):ジェシカ・プラット
エセックス伯ロベルト・デヴリュー(テノール):ジョン・オズボーン
ノッティンガム公爵(バリトン):シモーネ・ピアッツォーラ
ノッティンガム公爵夫人サラ(メゾ・ソプラノ):ラッファエッラ・ルピナッチ
セシル卿(テノール):ダヴィド・アストルガ
収録時期:2024年11月15日(ライヴ)
収録場所:ベルガモ、ドニゼッティ歌劇場
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★ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクワーレ』/イバン・ロペス=レイノーソ指揮ドニゼッティ・オペラ管弦楽団、スカラ座アカデミア合唱団、他【Dymanic】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『ドン・パスクワーレ』
指揮:イバン・ロペス=レイノーソ
管弦楽:ドニゼッティ・オペラ管弦楽団
合唱:スカラ座アカデミア合唱団
ドン・パスクワーレ(バリトン):ロベルト・デ・カンディア
ノリーナ(ソプラノ):ジュリア・マッツォーラ
エルネスト(テノール):ハビエル・カマレナ
マラテスタ医師(バリトン):ダリオ・ソゴス
公証人(バス):フルヴィオ・ヴァレンティ
収録時期:2024年11月17日(ライヴ)
収録場所:ベルガモ、ドニゼッティ歌劇場

