最初に1つご案内を。
熊野地方の観光に関して、『み熊野ねっと』といういいサイトを見つけましたので、よろしければご覧になってみてください。
→み熊野ねっと http://www.mikumano.net/

さて、旅先で好いお天気に当たると、それだけで得した気分になるものですが、この日(1月12日)は朝から気持ちいいくらい晴れ渡っていて、暖かかったこともあって、すごく得した気分でした。
まさか今年1年分の運を使い果たしたとか・・・ ( ゚д゚)ハッ!
・・・んなわけないので(笑)、ルンルン気分で那智山まで出かけました。
まずは熊野那智大社から。




熊野那智大社のすぐ隣には、西国三十三ヶ所観音霊場の第一番札所、“那智山 青岸渡寺”があります。隣同士なのも当たり前で、元々は那智権現として神社とお寺が1つのものだったからです。明治初期の神仏分離により強制的に現在のように分けられてしまいました。神仏分離と廃仏毀釈なんて随分とアホな政策やったもんですが・・・。
下の写真は如意輪堂(本堂)とその中です。



この本堂は1590年の再建だそうですが、寺自体は仁徳天皇の御代の4世紀に、インドから熊野の浜に漂着した僧が開いたと伝えられているそうです。青岸渡寺の古い建物はこの本堂だけで、あとは廃仏毀釈により、どこかに移されるか壊されるかの運命に遭ってしまったようで・・・もうホンマに悲しくて何とも言いようがない・・・。
↓門の向こう側が那智大社、手前側が青岸渡寺です。

この朱塗の三重塔は1972年の再建だそうです。最上階は展望室(200円)になっていて、エレベーターで上ることができます。

次は滝のほうに行ってみましょう。滝への入り口です。

近くで見ると言葉が出ません・・・。


落差133mの日本一の直瀑とのこと。普通私達が那智の滝と言ってるこの滝は実は(まだ)“一の滝”で、
この滝の上流に“二の滝”“三の滝”があるそうです。どうやって行くのかしら?歩くしかなさそうな・・・って行けるんかな?
200円払うと、この“一の滝”をもっと近くで見ることができます。


滝壺のすぐ上に虹が薄っすら架かっているのがわかりますか?
ここから一旦那智大社の方に戻って、そこから大門坂まで歩いて熊野古道を下っていくことにしました。ホントは大門坂から登って行きたかったのですが、バスの時間がうまく合いそうになかったので・・・下りの方が膝がシンドくて嫌なんですけど、仕方ないです。


杉の大木の中を道が続いています。
熊野古道を歩くのは初めてでしたが、ここは整備されていて歩きやすい道です。

↑こうして大門坂からの目印があります。
上の那智大社のあたりが6町目だったと思います。大門坂から那智大社まで、徒歩で約20分の行程です。


↓熊野九十九王子の最後にあたる多富気(たふけ)王子の跡です。

大門坂までもう少しです。

大門坂から登ってくるとまず目に付くのが↓この夫婦杉です。

やっと路線バスの通る車道に出ました。
海辺の那智駅までバスで戻ることにします。


お次、那智駅から歩いて5分程のところにある、補陀洛山寺です。

補陀洛山寺は南の海の果てにあるとされる補陀落浄土を目指して船出した、“補陀落渡海(ふだらくとかい)”の出発点だった寺院です。
↓の舟は、その補陀落渡海に使ったものの復元だそうです。

すぐ隣には、熊野三所大神社、または浜の宮大神社(はまのみやおおみわやしろ)と呼ばれる神社があります。元は熊野九十九王子の1つ、浜の宮王子だったそうです。

・・・ん?前に来た時はこんな案内板なかったぞ?!
さあ、海に出ましょう。




那智駅のすぐ裏手にある、那智の浜です。補陀落渡海を行った渡海僧はこの浜から舟に乗ったそうですが、今は立派な海水浴場。ずーっと向こうは太平洋・・・。果てしなく海が広がります。
勝浦温泉まで戻りましょう。
あちこちで見かけた、サンマの丸干し↓マグロなどと共に名産品の1つです。

これも有名な“めはり寿し”↓


一口齧った後で申し訳ないのですが、このように“めはり寿し”は醤油に漬けた高菜で巻いてあります。元々は山仕事とかに携わる人たちが食べるためのもので、これの何倍も大きかったそうです。重労働ですからねぇ。
あとはゆっくり温泉に使って、夕食を済ませて、今日も終わりです。