ロッシーニがナポリのサン・カルロ歌劇場のために初めて作曲した『イングランドの女王エリザベッタ』、日本語版Wikiの記述には
当時流行していた、イギリス史やイギリス王室をテーマにしたオペラ作品となっている。
とあるのだけど、実際にはどの程度のブームだったのだろう?
ちなみに、『イングランドの女王エリザベッタ』の初演は1815年、ドニゼッティの女王三部作最後の作品『ロベルト・デヴリュー』の初演が1837年。この間に発表されたいろんな作曲家の数々のオペラの中に当時のブームに乗っかった作品は探せばいくつも出てくるのだろうけど、研究者でもなければ一介の庶民に過ぎない私が調べるのもぶっちゃけ面倒なのでパス。
とりあえずロッシーニとドニゼッティに限定して言うと、ロッシーニで1作、ドニゼッティで4作(たぶん)あって、そのうちエリザベス1世を主人公にしたのが2作、エリザベス1世が主役級で登場するのが2作という感じで、テューダー朝を採り上げたと言うよりもエリザベス1世を題材にしたというのが正確かもしれない。なんだったらドニゼッティの出世作『アンナ・ボレーナ』の主人公アン・ブーリンもエリザベス1世の生母だし。
まぁ在位期間44年4ヶ月のエリザベス1世の時代には政治的イベントに事欠かないし、シェイクスピアが活躍したイングランドのルネサンス演劇とも年代的に重なるので、それで興味が持たれたのかもしれない。
それでは、エリザベス1世を題材にしたロッシーニとドニゼッティのオペラを以下に挙げます。
・・・ってか『イングランド女王エリザベッタ』も映像で観たいので、2021年ペーザロ音楽祭での上演収録の版権を持ってるc MajorはサッサとBlu-ray化しろっつーの💢
★ロッシーニ:歌劇『イングランド女王エリザベッタ』/アントニーノ・フォリアーニ指揮フィルハーモニック管弦楽団&合唱団、他【NAXOS】(2CD)
ジョアキーノ・ロッシーニ
・歌劇『イングランド女王エリザベッタ』
指揮:アントニーノ・フォリアーニ
管弦楽:クラクフ・フィルハーモニック管弦楽団
合唱:クラクフ・フィルハーモニック合唱団
エリザベッタ(=イングランド女王エリザベス1世、ソプラノ):セレーナ・ファルノッキア
レイチェステル(テノール):パトリック・カボンゴ
ノルフォルク(テノール):メルト・スング
マティルデ(ソプラノ):ヴェロニカ・マリーニ
エンリーコ(メゾ・ソプラノ):マーラ・ガウデンツィ
グリエルモ(テノール):ルイス・アギラル
録音時期:2021年7月3-4日(クラクフ)、7月21日(ヴィルトバート)
録音場所:クラクフ、ユリウシュ・スウォヴァツキ劇場;バート・ヴィルトバート、オッフェン・ハレ・マリエンルーエ
→https://ml.naxos.jp/album/8.660538-39
★ドニゼッティ:歌劇『ケニルワース城のエリザベッタ』/リッカルド・フリッツァ指揮ドニゼッティ・オペラ管弦楽団&合唱団、他【Dynamic】(2CD)
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『ケニルワース城のエリザベッタ』[※初稿スキアヴォッティ版]
指揮:リッカルド・フリッツァ
管弦楽:ドニゼッティ・オペラ管弦楽団
合唱:ドニゼッティ・オペラ合唱団
エリザベッタ(ソプラノ):ジェシカ・プラット
アメーリア(ソプラノ):カルメラ・レミージョ
レスター(テノール):シャビエル・アンドゥアーガ
ヴァーニー(テノール):ステファン・ポップ
ラムボーン(バス):ダリオ・ルッソ
ファニー(ソプラノ):フェデリカ・ヴィターリ
演出:マリア・ピラール・ペレス・アスパ
収録時期:2018年11月24・30日、12月2日(ライヴ)
収録場所:イタリア、ロンバルディア州ベルガモ、ソシアーレ劇場
→https://ml.naxos.jp/album/CDS7834.02
※同じ音源の日本語字幕付Blu-rayがこちら↓[Amazon]

★ドニゼッティ:歌劇『マリア・ストゥアルダ』/リッカルド・フリッツァ&マルキジアーナ・フィル、他【NAXOS】(2CD)
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『マリア・ストゥアルダ』
指揮:リッカルド・フリッツァ
管弦楽:マルキジアーナ・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:リリコ・マルキジアーノ・ヴィンチェンツォ・ベッリーニ合唱団
エリザベッタ(メゾ・ソプラノ):ラウラ・ポルヴェレッリ
マリア・ストゥアルダ(ソプラノ):マリア・ピア・ピッシテッリ
アンナ・ケネディ(メゾ・ソプラノ):ジョバンナ・ランツァ
レスター伯ロベルト(テノール):ロベルト・デ・ビアージョ
タルボット(バス・バリトン):シモーネ・アルベルギーニ
セシル(バス):マリオ・カッシ
録音時期:2007年8月3日(マチェラータ音楽祭ライヴ)
録音場所:イタリア、マチェラータ、アレーナ・スフェリステリオ
→https://ml.naxos.jp/album/8.660261-62
※同じ音源でDVDリリースされてます↓[Amazon]

★ドニゼッティ:歌劇『マリア・ストゥアルダ』/ホセ・ミゲル・ペレス=シエーラ指揮マドリード王立劇場【NAXOS】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『マリア・ストゥアルダ』
指揮:ホセ・ミゲル・ペレス=シエーラ
管弦楽:マドリード王立劇場管弦楽団
合唱:マドリード王立劇場合唱団
マリア・ストゥアルダ(ソプラノ):リセット・オロペサ
エリザベッタ(メゾ・ソプラノ):アイグル・アクメチーナ
アンナ・ケネディ(メゾ・ソプラノ):エリッサ・プフェンダー
レスター伯ロベルト(テノール):イスマエル・ジョルディ
タルボット(バス):ロベルト・タリアヴィーニ
セシル(バリトン):アンドレイ・フィロンチク
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
収録時期:2024年12月20,23日(ライヴ)
収録場所:マドリード、テアトロ・レアル・デ・マドリード
★ドニゼッティ:歌劇『マリア・ストゥアルダ』/アントネッロ・マナコルダ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他【C Major】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『マリア・ストゥアルダ』
指揮:アントネッロ・マナコルダ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:ウィーン国立歌劇場合唱団
マリア・ストゥアルダ(ソプラノ):リセット・オロペサ
エリザベッタ(メゾ・ソプラノ):ケイト・リンジー
アンナ・ケネディ(メゾ・ソプラノ):ニーノ・ゴトシア
レスター伯ロベルト(テノール):ベクゾド・ダヴロノフ
タルボット(バス・バリトン):アレクセイ・クラーギン
セシル(バリトン):トーマス・レーマン
演出:ウルリヒ・ラッシェ
収録時期:2025年8月(ザルツブルク音楽祭ライヴ)
収録場所:オーストリア、ザルツブルク祝祭大劇場
★ドニゼッティ:歌劇『ロベルト・デヴリュー』/フランチェスコ・ランツィロッタ指揮カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団&合唱団、他【Dymanic】(2CD)
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『ロベルト・デヴリュー』
指揮:フランチェスコ・ランツィロッタ
管弦楽:カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団
合唱:カルロ・フェリーチェ劇場合唱団
イングランド女王エリザベス(ソプラノ):マリエッラ・デヴィーア
ノッティンガム公爵(バリトン):キム・マンスー
ノッティンガム公爵夫人サラ(メゾ・ソプラノ):ソニア・ガナッシ
エセックス伯爵ロベルト・デヴリュー(テノール):ステファン・ポップ
セシル卿(テノール):アレッサンドロ・ファントーニ
ウォルター・ローリー卿(バス):マッテオ・アルマニーノ
録音時期:2016年3月20・24日(ライヴ)
録音場所:イタリア、ジェノヴァ、カルロ・フェニーチェ劇場
→https://ml.naxos.jp/album/CDS7755.02
※同じ音源で日本語字幕付Blu-rayがリリースされてます↓[Amazon]

★ドニゼッティ:歌劇『ロベルト・デヴリュー』/リッカルド・フリッツァ指揮ドニゼッティ・オペラ管弦楽団&スカラ座アカデミア合唱団、他【Dynamic】[日本語字幕付Blu-ray]
ガエターノ・ドニゼッティ
・歌劇『ロベルト・デヴリュー』
指揮:リッカルド・フリッツァ
管弦楽:ドニゼッティ・オペラ管弦楽団
合唱:スカラ座アカデミア合唱団
イングランド女王エリザベス1世(ソプラノ):ジェシカ・プラット
エセックス伯ロベルト・デヴリュー(テノール):ジョン・オズボーン
ノッティンガム公爵(バリトン):シモーネ・ピアッツォーラ
ノッティンガム公爵夫人サラ(メゾ・ソプラノ):ラッファエッラ・ルピナッチ
セシル卿(テノール):ダヴィド・アストルガ
サー・グアルティエーロ・ラレイグ(バス):イグナス・メルニカス
演出:スティーヴン・ラングリッジ
収録時期:2024年11月15日(ライヴ)
収録場所:イタリア、ロンバルディア州ベルガモ、ドニゼッティ劇場






