ヴェネツィアの風景、2026年5月 by フェニーチェ歌劇場

イタリアの由緒あるオペラハウスの1つ、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場[https://www.teatrolafenice.it/]のFacebookアカウント[https://www.facebook.com/teatrolafenice/]より、毎日朝に投稿される街の風景写真と一言メッセージで2026年、初夏の青空が美しい5月- maggio -を振り返ります。


5月2日はアレッサンドロ・スカルラッティの誕生日(1660年5月2日 – 1725年10月22日)。
ナポリ学派の始祖と目される彼ですがヴェネツィアにも縁があり、オペラ・セリア『ミトリダーテ・エウパトーレ』は1707年1月5日にヴェネツィアのマリブラン劇場(当時の名称はサン・ジョヴァンニ・グリソストモ劇場)で初演されました。







1567年5月15日にクレモナで洗礼を受けたクラウディオ・モンテヴェルディの正確な誕生日は解明されていないそうですが、フェニーチェ歌劇場は5月9日を誕生日としているようです。
1613年にヴェネツィアのサン・マルコ寺院の学長に任命されて以降、1643年11月29日に亡くなるまでサン・マルコ寺院の音楽隊を立て直してマドリガーレ集や何作ものオペラを作曲するなど、ヴェネツィアの音楽界に多大な貢献をし、門下に多くのオペラ作曲家も輩出したそうです。
モンテヴェルディ晩年のオペラ『ウリッセの帰還』『ポッペーアの戴冠』2曲の傑作もヴェネツィアで初演されました。





5月14日は20世紀を代表する偉大な指揮者の1人、オットー・クレンペラーの誕生日(1885年5月14日 – 1973年7月6日)。
オーケストラコンサートへの客演指揮でフェニーチェ歌劇場とも縁があったようです。






ルネサンス期イタリアの詩人・人文学者・文学理論家にして聖ヨハネ騎士団の一員でカトリックの枢機卿でもあったピエトロ・ベンボは1470年の5月20日、ヴェネツィアで生まれました(1547年1月18日没)。
イタリアのマドリガーレの発展に多大な貢献をしただけではなく、『ヴェネツィアの歴史』といった史書の執筆もあります。

ドイツのルネサンス期の画家・版画家・数学者、アルブレヒト・デューラーは5月21日が誕生日(1471年5月21日 – 1528年4月6日)。
ニュルンベルク生まれのデューラーは生涯で2回イタリアに旅行したことがあり、特にヴェネツィアでは若い頃に様々なことを吸収するなど深い縁があったようです。彼の代表作の1つ、『薔薇冠の祝祭』は1506年にヴェネツィアで制作されたとのこと。

5月22日はワーグナーの誕生日(1813年5月22日 – 1883年2月13日)