ヴェネツィアの風景、2026年3月 by フェニーチェ歌劇場

イタリアの由緒あるオペラハウスの1つ、ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場[https://www.teatrolafenice.it/]のFacebookアカウント[https://www.facebook.com/teatrolafenice/]より、毎日朝に投稿される街の風景写真と一言メッセージで2026年を振り返ります。3月- marzo -をまとめて。

3月1日は初期ルネサンス、フィレンツェ派の代表的画家ボッティチェッリの誕生日(1445年3月1日 – 1510年5月17日)。
写真の絵『プリマヴェーラ』は1919年以来フィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵しているそうです。



3月4日はヴィヴァルディの誕生日(1678年3月4日 – 1741年7月28日)。ヴェネツィア共和国ヴェネツィア生まれ、作曲だけでなくヴァイオリニストとしてもヴェネツィア派のヴィルトゥオーソとして活躍していたヴィヴァルディは、20世紀になって『四季』など器楽作品が先に再評価されましたが、昨今ではオペラも復興演奏されるようになってます。

3月5日はバロック最後期のイタリアの画家ジャンバッティスタ・ティエポロの誕生日で、1696年3月5日にヴェネツィアで生まれました。
絵画におけるヴェネツィアの伝統を受け継ぐ最後の巨匠として活動したティエポロ、写真の『花嫁の寓話』はヴェネツィアのカ・レッツォーニコの天井に描かれたフラスコ画。




1844年3月9日、ヴェルディのオペラ『エルナーニ』はフェニーチェ歌劇場で初演されました(ヴェルディにとっては初めてミラノ・スカラ座以外の劇場で初演されたオペラ)。写真は公演前に街の至るところで掲示されていたポスター。

モーツァルトの傑作オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』3作品ーーいわゆる“ダ・ポンテ三部作”――の台本を手掛けたロレンツォ・ダ・ポンテは3月10日が誕生日(1749年3月10日ヴェネト地方のチェネダ生まれ)。








レスピーギやカゼッラなどを筆頭にイタリア器楽の復興に尽くした“80年世代”作曲家の1人、ジャン・フランチェスコ・マリピエロは3月18日が誕生日。1882年ヴェネツィア生まれ。
写真はドゥカーレ宮殿の中庭にいるマリピエロ、ファリャ、カゼッラ。




3月22日、バロック期の有名な画家アンソニー・ヴァン・ダイクの誕生日。1599年3月22日にフランドルのアントウェルペンで生まれ、ルーベンスの優れた弟子として有名になりましたが、1620年代にイタリア各地へ滞在したことがあり、ティツィアーノ・ヴェチェッリオらヴェネツィア派の影響も受けたとのこと。
紹介されている作品は『リュートを持つ男』、ヴァン・ダイク画の『荊冠のキリスト』『キリストの捕縛』『サテュロスに驚くディアナとニンフ』など他の作品とともにマドリードのプラド美術館が現在は所蔵しています。






3月28日、ルネサンス期の代表的な画家ラファエロ・サンティの誕生日(1483年3月28日ウルビーノ生まれ)。
紹介されている作品はバチカン宮殿の『ラファエロの間』の壁に飾られている有名なフレスコ画『アテナイの学堂』。



3月31日、ハイドンの誕生日(1732年3月31日 – 1809年5月31日)。6年後の2032年には生誕300周年を迎えるのですね。